羽田から秋葉原へ舟に乗りモノレールと並走する
ゴールデンウイークに舟に乗った記録。続き。以前のは以下。
先に秋葉原の写真を片付けたところで、羽田空港船着場です。道ばたに看板が出てきます。
多摩川に桟橋が伸びています。舟に乗り、多摩川から海老取川を経て東京湾を経由し隅田川を遡り、神田川へ向かう行程。だったはず。
隅田川へ直接向かうわけではなく、京浜運河を経由。東京モノレールが並走しています。他では見ない橋脚。
複雑に立体交差するモノレールと橋。先のオリンピックに合わせた開業のモノレール。2020年オリンピックに向けて「レガシー」が連呼される昨今ですが、これが「レガシー」の実態。未来への遺産としては素晴らしい。しかし確実に時間を経ている。よくこれだけのものを建設したものだと感慨深い一方で、老朽化は避けられないだろうがどうするんだろうという感想が沸き起こります。「レガシー」の本質は輝かしい未来の遺産だけではなくて維持に困る負の遺産という側面も含むから当然といえば当然。しかし未来は常に輝かしくあってほしい。
湾岸再開発のシンボル、お台場とレインボーブリッジ。このあたりはバブルの遺産でしょうか。オリンピックのレガシーがモノレールなら、バブルのレガシーはゆりかもめ。どちらもそれぞれの時代の新しい鉄道だというのは面白い。
運河から隅田川河口付近へ出ると一気に水面が広がります。木葉のような小舟なんて表現もありますが、低い手摺だけで屋根もない舟でだだ広い水面を進む。開放感と寄る辺の無さで不思議な高揚感です。大型のフェリーや小型の遊覧船とも違う面白さです。お天気に左右されますが、レインボーブリッジ周辺がこの小さな舟での移動のハイライトかもしれません。
隅田川へ入ったあたりで見える東京タワー。ちらっとしか写ってません。増上寺の西側で、隅田川から見ると手前に愛宕山があるはずですが、何もわからない。
あと1回か2回、つづきます。