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写真をただ流しておく

當麻寺(当麻寺)の塔の謎の話

今週のお題「今年見に行ってよかったもの」

當麻寺当麻寺(たいまでら))に行った。見に行って本当によかった。

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当麻寺には東西両塔が現存していることで知られているが、古寺の本を眺めても塔の紹介がどうにも歯切れが悪いので不思議だった。奈良時代から平安時代の創建時に近い状態で東西両塔が現存しているのだから、もっとばばーんと紹介されてもいいはずなのだ。薬師寺でさえ東塔は創建当時に近いが、西塔は1980年代の再建である。本で紹介されるのはどれもちょっと斜めから遠慮勝ちに撮られたような、西塔と東塔が別々の写真ばかりなのだ。

 

東西両塔が並んだ状態で写真を撮ることが難しいのだ、ということは現地でようやく合点がいった。何がどうなっていたのかは次の記事で写真を用意したい。

 

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当麻寺奥院の楼門。これもまた独特の建築であるが、奈良時代の趣を紹介される際には前面に押し出されない要素のようだ。

 

當麻曼荼羅も本堂内で近くから見ることができるなど、おおらかな公開がされている。いずれにしても、実際に見に行ってよかった。

続きは、明日。