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写真をただ流しておく

2012年の熊本城 すばらしい石垣の世界

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顔出しコレクション。宮本武蔵加藤清正か。またしても天守閣と記念撮影にうってつけな位置に。手軽にうまい写真を撮りたいときは顔出しパネルを探すとよい。

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控え石垣的な石垣。折り重なる稜線が美しい。

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石の階段。イタリアの街角は石畳でオシャレだと力説されたことを思い出す。それに引き換え日本の都市は、と続くわけだが。どうだ、美しいじゃないか。

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石積みの美しい都市。

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石垣ときっちり合わせて建てられた櫓門。どうだいこの美しい世界。

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石垣と石畳。

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日本の都市に美観がないだとか、そういうことはとりあえず近世の城を見てから言っていただきたいものだ。

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もちろんイタリアへ行った事はない。

2012年の熊本城 天守閣内の展示

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先に表御殿の内部を出してしまった。天守閣内へ戻ろう。鯱。

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熊本城下の絵図と模型。絵図はこう、これはイタリアだと思い込んでみるとイタリアの中世都市に見えてくる。

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昭和35年に復元された際に製作されたという10分の1模型。小天守側。解説も写し込んでいるが何しろ暗いしフラッシュ禁止なのでぼけぼけでよく読めない。

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10分の1模型の全体。

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天守の千鳥破風を激写。

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天守閣の上段の間付近の模型。

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天守閣の構造解説。

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表御殿の解説。

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天守から見下ろした表御殿、のはず。何を撮ったのか、ほとんど覚えていないな。

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出口はいわゆる穴蔵、石垣の内部を通って出入りする構造です。小天守へ向かうのを忘れてこのまま出口へ。また今度来ればいいやと軽く考えていました。

 

2012年の熊本城 表御殿内部

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発掘された囲炉裏の石を図面と対応する位置に復元した囲炉裏。

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という説明が書かれた案内板。

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こちらは竃(かまど)について。竃は図面と発掘の状況が異なったとのこと。

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発掘調査に基づいて復元された竃。ここで御馳走が調理されたらしい。

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復元された御馳走。

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御馳走の説明。

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バックヤードに相当する台所から離れると公式の応接空間となる座敷が続く広縁へ出るようになっていました。実際は台所を経由せずに広縁へ案内される計画のはず。

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廊下。新築ですからピカピカしています。右側の箱状の部分は室内側では床(とこ)です。

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茶室も設けられていたとのことで数寄屋として紹介されています。漫画『へうげもの』の世界です。築城に関わった加藤清正が前面に挙げられて趣味の良さが強調されますが、さきほどの御馳走は江戸期の細川氏。細かいことは後まわしで。

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表御殿を一巡したら闇り通路へ戻りまして、ふたたび本丸へ。

御馳走は明応年間の大内氏の記録がよく知られており本膳料理に関連するとされるようです。山口県の湯前温泉では当時の砂糖・醤油・味醂を使わない味付けで再現された内容が提供されています。酢や、味噌から作られた塩味の味付けで現代の和食とはまた違った美味しさ。加藤清正の時代の御馳走であればこちらのほうが近いかもしれない。

2012年の熊本城 天守閣

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さて、ようやく天守閣へ。甲冑に顔をはめて写真を撮れる何かがちょうど写真納まりのよい場所に設置されている。

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復元建物なので基本的には鉄筋コンクリート造。入口の位置は大天守と小天守の間にありオリジナルに基づくらしいが、この通路は復元の際に作られたものらしい。

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石垣の一部はオリジナルなのか、新設であろう通路の下に元の入口らしい石段が残る。

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オリジナルに近い部分か。

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天守天守閣入口。甲冑を纏う人は武将隊だろう。小天守はこんなに数寄屋風のデザインだったのか。

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熊本城のキャラクター「ひごまるくん」。

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ひごまるくんと並ぶと標準的な画角のレンズで大天守と小天守が写真に納まる設計らしい。

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天守と小天守を裏側から。石垣の石の色の違いがくっきり。

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「闇り通路」からはこの位置に続く出入口もある。出桁とは呼ばないまでも石垣から建物が相当に張り出している様子がよくわかる。

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天守閣内部は史料館。古い鯱の出迎えを受けて、次は展示の写真。

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2012年の熊本城 闇り通路から表御殿へ

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「闇り通路」を進むと左手に表御殿への入口が見えます。ですが、先に直進して本丸へ出たようです。

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本丸へ出ると、大天守と小天守が並んでいます。このまま大天守へ向かうかと思えば、なぜかまた「闇り通路」へ戻り表御殿を先に見学していました。なお、表御殿は復元ですから新築です。

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表御殿へ入るといきなり台所です。本来の導線ではないと思いますが、囲炉裏の石や竃跡などが発掘調査で報告されていて、図面などともよく対応しているとの説明もありますので復元の過程を示すには必須の場所ということなのでしょう。御馳走の模型などもあり、気合いの入った展示です。面白い内容なのですが、後回しにします。

 

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「式臺之間(しきだいのま)」と表示された玄関。ややこしいことに玄関は玄関で設けられています。建物に入るだけで大変だったのです。

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広間が続きまして、一番良い部屋、大広間です。奥が一段高くなっているのはいわゆる「上段」。

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一番良い部屋のさらに一番良い場所、上段。奥は武者隠、左は床(とこ)と違い棚、天井は折上げ格天井とこれでもかというほどに装飾で彩られています。世が世ならこんな場所ををうろうろしていたら大変なことになります。

 

 

2012年の熊本城

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東十八間櫓。

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不開門から城内へ入ったらしい。

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城内側からの不開門。意外に古い様式の櫓門だったようだ。時間がなかったこともあり写真だけ撮ってよく見ていない。

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元はこの石垣の上にも櫓が渡っていただろうが、わからない。

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表御殿の入口。石垣の下から入る穴蔵状になっている。ここから「闇り通路」を経て表御殿の玄関である「式台」へ向かう。

 

熊本城の被災のニュースで2012年にたずねた際の写真を整理していなかったことを思い出した。修復には相当の年月がかかるだろうとの見解もみられる。何もできることはないと気落ちするが、少しづつアップしてみようと思う。

だいたいは見て回った順の予定。複数台のカメラで撮影しているので前後する部分もある模様。

東京駅の謎の空欄の秘密

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2月ごろ、東京駅新幹線改札前にリニューアルされた案内表示。一部がなぜか覆われて空欄。

 

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新幹線の路線名が並ぶ案内表示。はっ。もしや、この空欄は。

 

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いよいよ開業しました!北海道新幹線。空欄となっていた部分は「北海道」を覆い隠していたのでした。

 

八戸まで延長した時点で函館で新幹線を熱望する地元の熱い様子に驚いたものでしたが、こうして開業するとは、感無量です。10年なんて、本当にあっという間です。